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無足場工法のメリット・デメリット!大規模修繕を足場なしで行う工法について

2021 8/10
施工内容
2021年8月10日

昨今、大規模修繕の概念が大きく変わってきています。

これまで大規模修繕といえば、外壁に沿って足場を組み、メッシュシートを貼っている姿が一般的でした。

現在でも、街を歩くと足場を組んで大規模修繕を実施しているマンションを良く見かけますが、一方で増加傾向にあるのが足場を架設しない「無足場工法」を採用する大規模修繕です。

大規模修繕では足場を架設する費用が全体費用の中の大きなウェイトを占めることから、足場が必要な部位の工事は抜け目なく実施しようと考えられてきました。

「無足場工法」では、場所や部位ごとに実施の要否を選択できるため、適切な範囲のみを実施するなど選択の幅が広がります。

メリットが多い「無足場工法」ですが、デメリットももちろんありますし、実は採用できないマンションもあります。

今回は、大規模修繕の選択肢を広げる「無足場工法」を詳しく解説します。

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目次

「無足場工法」はどのように実施するのか?

大規模修繕は、外壁の補修を目的としているので、外壁沿いに作業員を配する必要があります。

無足場工法では、足場を架設せず、屋上からロープやブランコを利用して作業員を外壁沿いに配します。

ビルの近くを通ると時々ロープを利用してガラス面の清掃作業を実施している清掃員を見かけると思います。あの方法を大規模修繕に採用しています。

「無足場工法」のメリットは何?

無足場工法には作業面はもちろん、居住者側にも大きなメリットがあります。

防犯面から安全性が高い

足場を架設する場合、居住者が一番気になるのが防犯面です。

1階から屋上まで登ることができる道が数ヶ月間設置されている状態ですので、日頃はバルコニー面からの侵入を気にしていない2階以上の居住者は不安を感じます。

足場を架設する場合には、赤外線による防犯センサーを足場に設置する対策を施す施工会社もありますし、居住者に追加錠を配布する施工業者もあります。

無足場工法では、足場が無いので居住者が感じる防犯面での不安が大きく解消されます。

景観が変わらない

足場を架ける大規模修繕では、施工期間中はどうしても景観が悪くなります。

バルコニーからの景色は楽しめなくなりますし、施工する部位へ移動する作業員もバルコニー前の足場を通るので、窓は閉めっぱなしにする住戸も少なくありません。

無足場工法では、バルコニーからの景色を変わらず楽しむことができますし、作業員は基本的に上下の縦移動のみですので、無駄な作業員がバルコニー前を通過することもありません。

狭小スペースでも施工ができる

足場を架設するためには、相応のスペースが外壁沿いに必要です。

住居地域に属しているマンションでは、隣接建物とのスペースが取れているので問題になることは有りませんが、駅近い商業地域に属するマンションでは、隣接建物とのスペースが非常に少ないケースがあります。

無足場工法では、ロープやブランコなど人が通れる程度のスペースがあれば施工できるので、従来の大規模修繕が難しい部位にも向いています。

「無足場工法」のデメリットは何?

メリットの多い無足場工法ですが、デメリットもしっかりと把握しておくべきです。

広範囲の作業に向いていない

ロープやブランコを利用する無足場工法ですが、基本的には上下移動のみであり、横移動は不得手です。

上から下へ降りた後に横に移動してまた上から下へ降りていくのが無足場工法です。施工範囲が広範囲に及ぶ場合、横移動に長けている足場があった方が作業効率は良くなります。

作業効率は大規模修繕費用に直結するので、広範囲で施工する場合は割高になります。

施工後のチェックが難しい

足場を架設する場合、足場を解体する前であれば、別の人間が施工状態をチェックすることができます。

管理組合の役員はもちろん、施工会社とは別に第三者機関に施工状態をチェックしてもらうことで安心感が高まります。

足場の無い無足場工法では、施工後のチェックを間近で行うためには再度ブランコなどを降ろしていく必要があり、これらは追加費用になってしまいます。

基本的にはチェックが出来ない、しにくいということを理解した上で無足場工法を採用すべきでしょう。

無足場工法をできる業者がまだ少ない

増加傾向にある無足場工法ですが、大規模修繕に携わる全ての業者が採用できるわけではありません。

ロープで降りながら作業できる作業員の確保、施工方法を理解している営業担当、工程を理解している現場代理人など一般的な大規模修繕とは違う知識や経験を要するスタッフを配置する必要があります。

この業者にお願いしようと思っても、施工業者側で受けられない場合もありますので、早めに確認しておきましょう。

そもそも無足場工法が採用できないマンションもある

大規模修繕の施工内容によってはメリットが多い無足場工法ですが、マンションの形状によっては採用できない場合もあります。

基本的には屋上のフック(サルカン)などにロープを括ったりすることで作業ができるようになりますが、屋上が斜面や三角屋根になっているマンションでは、ロープなどを屋上で括ることができず、ブランコを置くスペースもありません。

ご自身のマンションでは無足場工法に適していると思っても、採用できない場合もありますので、施工業者検討段階で確認を進めるようにしましょう。

無足場工法は選択肢の1つ

いかがでしたでしょうか。

無足場工法は、「足場を架設して修繕する」という大規模修繕の概念を覆す工法です。マンションの居住者側からすれば、大規模修繕中に足場架設期間が無いのは、大きくストレスが軽減されるでしょう。

また、足場架設の費用がかからないため、工事内容によっては費用が安価に抑えられる場合もあります。

一方で、施工後のチェックがしにくく施工品質が作業員の力量に左右されてしまう点などが懸念されます。

全てのマンションで採用できる工法ではありませんし、施工範囲などから無足場工法が不向きな場合もあります。

無足場工法の方が必ず良いということはありませんので、1つの選択肢として検討案に加えて比較検討することが、満足度の高い大規模修繕へつながります。

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